買いを入れる時にあてにしてはいけない指標3選 作者:管理人

初心者向け

株を買うときにあてにしてはいけない指標3選

私個人の意見ですが株式を購入するにあたってあてにしてはいけない指標があります。

株を始めたばかりという人向けですが3つご紹介したいと思います。

あてにしてはいけない指標その1 【PER】

まずPERとは

株価と企業の収益力を比較することによって株式の投資価値を判断する際に利用される尺度である。時価総額÷純利益、もしくは、株価÷一株当たり利益(EPS)で算出される。例えば、株価が500円で、一株当たり利益が50円ならば、PERは10倍である。 

※野村證券HPより

少し噛み砕くと今の時価総額(企業の価値)は直近1年で稼いだ利益の何年分の価値かということです。

時価総額100億円 1年で利益10億円だったら PERは10倍となります。

株式投資にて一番最初に覚えるであろう有名な指標です。

一般的にはPER15が平均と言われており、PERが低ければ低いほど割安と見る指標です。

何故これが投資する際に理由にしてはいけないのかと言えば、株価は常に将来を見据えて価格が決定するため、今の利益で割り算しても余り意味がないということです。

毎年の利益は1年に1回決定してします。対して株価は毎日変動します。

時価総額は株価によって決まるのでまずはこちらから変動します。しかし純利益は1年に1回(四半期決算で計算しても3か月に1回)なのでどうしても数字に誤差が出てしまいます。

また1年に1回(または3か月に1回)利益が出た時点で計算しても株価はもっと先を見据えて変動しているため、株価と連動した将来の利益を計算することはほぼ不可能と言えます。

あてにしてはいけない指標その2 【PBR】

PBRは、当該企業について市場が評価した値段(時価総額)が、会計上の解散価値である純資産(株主資本)の何倍であるかを表す指標であり、株価を一株当たり純資産(BPS)で割ることで算出できる。 

※野村證券HPより

これも少し噛み砕くと今の時価総額(企業価値)が今の貯金に対して何倍かということです。

時価総額100億円、貯金が50億円ならPBRは2倍です。

これも先ほどのPERと同じく最初に覚える指標のひとつです。数字が低ければ低いほど割安と見る指標です。

このPBRは本来1以下にはなりません。

何故なら時価総額100億円で貯金が200億ある会社があるとしてPBRは0.5倍です。

これが何を意味しているかというと例をあげるなら貴方の貯金額が100万円だとしたときに貴方全てをお金に換算すると50万円です。と言っているようなものです。

100万円持っているのに価値は50万円なんかおかしいですよね

しかしPBRが1を割っている企業は沢山あります。

もちろんそれには色々な理由がありますが、現に銀行などは0.3以下が多いです。

これがあてにならない理由は今の貯金額など投資家はあてにしていないからです。

企業は将来に投資をしていくものなので現金があればあるだけいいというものではありません。投資もせずにお金だけ貯めている企業の評価は投資家からは低く買うことを避け株価は下落していきます。

また株価がさがっている企業の株は利益が減る又は赤字になると予想されているので、いずれは貯金を食い潰していくことになります。

そうなると将来赤字になって貯金を減らす可能性があり、今の貯金額があてにならないのでPBRが下がったから買いと判断するにはどうしても理由が弱くなってしまいます。

あてにしてはいけない指標その3 【配当利回り】

株価に対する年間配当金の割合を示す指標。 

一株当たりの年間配当金を、現在の株価で割って求める。たとえば、現在株価が1,000円で、配当金が年10円であった場合、配当利回りは1%(10円÷1,000円)となる。なお、投資をするときは、年間配当金の予想値で計算し、判断材料とする。 

※野村証券HPより

これも少し噛み砕くと投資した金額に対して1年間で何パーセント配当として貰えるかということです。

100万円投資して配当で1年間3万円もらえたら配当利回り3%

この配当利回りをあてにしてはいけない理由は配当額を減らされる可能性があるからです。

配当金は企業の経営者のさじ加減一つで変えることができます。

儲かっていないから配当減らしますと一方的に決められるので配当利回りは1日で何パーセントも変動することがあります。

3つの指標に共通していること

この3つの指標に共通していることは株価÷○○で計算していることです。

株価(時価総額)は未来を見て動いているのに対してその年の利益や配当金の額は今を見ているのでどうしてもズレが出てしまいます。

私も配当利回り○%だから買おうと買った株がありますが含み損のオンパレードでした、、、

株価を下支えするには根拠に乏しいということです。

ではこの3つの指標は意味がないのかと言えばそんなことはありません。

PER・PBR・配当利回りを見ることで企業の状態をなんとなく把握することができます。

例えばPERが100倍・PBRが2倍・配当利回り0%の株があるとすればその株は成長株でどんどん成長していくとみられている株

PER100倍・PBR0.5倍・配当利回り4%の株は昔は成長企業でお金も貯めていたけど今は稼ぐ力が弱くなって1年の殆どを配当に回しているような株

その企業の今の状態をパッと判断するのに適しています。

しかしながらこれらの指標はパッと判断する基準であって株価を決めるような指標ではありません。

以上見ていただきありがとうございました。


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