【2914】JT 日本たばこ産業 ESG投資と今後 作者:管理人

2914JT

個人投資家に人気のJT株 今後の見通し

はじめに

ハイテクなどの成長株投資が良いとされている昨今の投資の流れの中で高配当株投資は良くないという風潮が最近あると思います。

その中でダメな例としてよく上げられるのは【2914】JT 日本たばこ産業です。

私も昨年から保有している株で色々調べましたので今回はそれを記事にしたいと思います。

まずは5年チャートを見てみます。

5年間の間に買った人はほとんど全員含み損と言えるような綺麗な右肩下がり

しかし増配は続けていたので配当利回りは年々上昇し続け2020年7月10日時点では7.98%という超高配当株となっています。

他の高配当株と比べて企業としての規模・収益などは健全なので潰れることはないと思いますが、この配当を維持できるのかが現在の注目ポイントと言えます。

配当性向から見る現状

配当性向とは1年間で稼いだ利益の何パーセントが配当として支払ったかを示すものとなります。

2020年12月期予想だと1年間で稼いだ利益の9割を株主に配当として支払う予定となっています。

3000億年間稼いで2700億配当で支払い300億が企業の内部留保に貯まっているということです。

通常30%くらいが適正と言われている指標で90%は高すぎます。

近年増配し続けたということはあるものの、ここまで株価が下がっているということは、いわゆる配当額を減らす減配を市場が織り込んでいる株価と言えるでしょう。

株価が低迷している要因

株価が低迷している原因は色々言われています。

ここでは軽くだけ書きますが

・たばこを吸う人が今後減っていくから

・年々業績が悪くなっている。

・アイコスやグローなどの電子たばこにシェアを取られている

などがありますが、今回はESG投資の影響にスポットを当てていきたいと思います。

ESG投資とは

ESG投資は、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のことを指します。

※経済産業省HPより

個人投資家では余り普及していませんが、国や銀行などの運用ではこのESG投資が主流のようです。

いくら稼いでいる企業でも環境を汚染していたり社会的な貢献が低い企業には投資をしませんという投資手法のひとつで、その中でたばこは環境や社会的な貢献が低いため投資対象にならず買う人は少なく売る人が多いから株価が下がっていると言えるでしょう。

現に2015年に32%が外国人が保有していたのが2020年だと20.3%にまで低下しており外国人投資家がJT株を売っているのがわかります。

なぜESG投資をしているのか

私も含めて多くの人が株式投資をする理由はお金を増やしたいからです。

株価がもっと騰がるから買う・配当が沢山出るから買うなどお金が増えれば嬉しいという世界で環境や社会貢献を実施していないから投資をしないというのは今までの考え方と大きく違います。

そもそもこのESG投資は欧米で生まれた投資手法です。

欧米特にヨーロッパは世界的な常識を作り上げてきた歴史があります。

・民主主義

・人権

・金融

など今ではあって当たり前のものを作り上げて世界に浸透させてきた歴史があります。

ヨーロッパはこういう新しい概念を作り出して世界に発信するのが得意なのです。

ESG投資もその一つと言えるでしょう。

お金稼ぎだけではなく環境や社会貢献していない企業は投資をせずに淘汰していき、しっかり取り組んでいる企業にお金を出して成長してもらうという新しい価値観を世界に浸透させている最中と言えます。

ESG投資を浸透されることにより中国やアメリカなどの経済拡大に新しい価値観を作り出し対抗している構図と言われており、また現在日本などでも広がっているのです。

つまりJTの業績がいい悪いというのも株価に大きな影響を与えますが、このESGによって現状は投資対象から外れているので今後業績に改善の傾向が見られても大きな上昇はしにくいと言えます。

個人投資家が取れる戦略

雑な画像で申し訳ないですが、赤い四角で囲った部分は配当権利日の株価となります。

前回の配当権利日に価格よりも下がっているのがわかります。

しかし2018年下期と2019年上期を除いては基本的な値動きが権利落ち日後に数か月下落し底を打って次の配当権利日直前までに前回の価格までは戻らないものの上昇トレンドが続くというのがこの銘柄の癖(値動き)になっています。

特に配当落ち日直後から大きく下げた時は次の配当落ち日に向けて後半は上昇トレンドを作りやすくなっています。

この銘柄の癖を利用してポジションをまだ持ってない方は9月~10月あたりに買ったらうまく上昇トレンドに乗れる可能性があります。

既に保有している方は平均取得単価にもよりますが、ESG投資によってお金がJTに流れにくくなっているので下手なナンピンはしないほうがいいと思います。

ESG投資が否定された時や大きな材料が出ない限りは買い増しせずにホールドし配当をもらいつつ他の企業に投資するか一旦損切りするかのどちらかがいいと思います。

私は減配しない限りホールド予定です。

以上記事を見ていただきありがとうございました。

ブログランキング登録中です。

記事がいいなと思った方はクリックしてください!


にほんブログ村

人気ブログランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました