【1357】日経ダブルインバース 短期勝負 諸刃の剣

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本日は1357 日経ダブルインバースについて記事を書きます。

個人投資家に人気のダブルインバースですが、この商品は癖の強い諸刃の剣ですので今日はその辺を説明します。

個人投資家に大人気のダブルインバースって何?

【1357】日経ダブルインバースとは日経平均の変動率に対して逆の2倍の値動きをする商品です。

わかりにくいと思いますが、その日の日経平均株価が1%下がった場合、この日経ダブルインバースは1%の2倍の2%上昇するという銘柄です。

例を具体的に出すと

日経平均前日終値2万円、ダブルインバースが1000円だったと仮定

本日終値1万9800円で1%下落した場合

ダブルインバースは1000円×2%で1020円となる商品です。

基本的に株価は上がったほうが嬉しいものですが、このダブルインバースは日経平均が下がったら儲かるという商品です。

日本株をやっている方ならよくわかりますが、米国と比べて日経の弱さは実感します。

この商品を買っておけば儲かると思って買う個人投資家は非常に多く、現に私も保有しています。

何故この商品がいいのかを次に説明したいと思います。

日経ダブルインバースのメリットとは?

ダブルインバースのメリットとしてまず挙げられるのは、現物株で持てるという点です。

これはどういうことかと言えば、個人投資家の多くは信用取引を使わずに現物株で売買している人が多いです。

現物株とは証券口座に入っているお金で株と交換する取引方法で、ずっと保有できる点とその企業が仮に倒産しても0円になるだけで借金になることはありません。

現物株はリスクが非常に限定的で比較的安全な投資方法と言えます。

しかしこの現物株のデメリットを上げれば、株が上がらないと儲からないという点です。

株は上がったり、下がったりするもので上がった時にしか儲けがでないので、相場全体が弱い時、不況の時はなかなか儲けにくいのです。

信用取引の空売りを使用すれば相場が下がった時でも儲けが出せますが、この空売りは借金する可能性があり、リスクは高めです。

そこでこのダブルインバースが出てくるわけですが、現物株で買うことができ、尚且つ相場が下がった時に儲かる商品になるので、信用取引を使わない現物株のみの個人投資家から非常に魅力的に見えるのです。

ダブルインバースのデメリットとは?

ダブルインバースのメリットを上記の通りに説明しましたが、デメリットは何かと言われたら、それは減価することです。

減価とは簡単に言えば長く保有していればしているほど価格が下がっていくことです。

2014年からの長期チャートを見ればわかるように価格はどんどん下がっており現在では770円辺りとなっています。

これはどういう仕組みかと言えば

ダブルインバースの価格が1000円としたときに

1000円から5%ダウンした時の株価は950円

950円から5%上昇した時は997円

5%下がった後に5%上昇しても価格は1000円にならず少し価格が下がってしまいます。これを減価と呼び、相場が上下すればするほど減価してしまい株価はどんどん下落していくのです。

つまり長く持てば持つほど減価をしてしまい、損をする可能性が高いのです。

基本的には保有しないほうがいいダブルインバース

ダブルインバースのメリットとデメリットを説明しましたが、保有しないほうがいいのが結論です。

個人投資家の唯一の強みは時間を味方につけられることです。

その気になれば10年でも20年でも保有したままにできるというのが今の個人投資家がAIや大口の機関投資家に勝てる唯一の戦法と言えます。

この時間を味方にできないダブルインバースは基本的には保有しないほうがいいでしょう。

しかし、先日のコロナショックでの大幅な株価下落などの一時的な大きな下落の時は短期勝負と割り切って買うのはありだと思います。

ドラクエで例えるとMPを全て使って攻撃するメガンテのイメージです。

買った後に見込みと違って株価が上がってしまった場合は大人しく損切りすることがお勧めです。

何故減価するような商品がそもそもあるのか。

ダブルインバースに限らず、ダブル~というような金融商品は沢山あります。

日経平均が上がった時に2倍上昇する日経ダブルレバや原油価格の2倍の値動きをする商品もあります。

ダブル~系は全て減価というデメリットを抱えています。

このダブル~はそもそも金融工学という分野から出てきた商品です。

金融工学とは難しい数式で計算して設計された商品達のことで、基本的な原理が個人投資家ではわかりにくく、デメリットをそこまで深く理解できない商品達です。

最近危ないと言われているデリバティブやCLOなどの商品はこの金融工学から来ている商品です。

この金融工学から出てきた複雑な商品は商品の特徴を理解しにくく、後になってデメリットが発覚することが多いため、基本的には手を出さないほうがいいです。

私も今回のコロナショック後の踏み上げ相場の中でダブルインバースに手を出しましたが、現在は含み損です。

減価があるので、損切りを段階的に行っている状態です。

手を出すにしろもっと確実に下がると思う場面でやるべきだったと反省しています。

まとめ

・ダブルインバースのメリットは現物株で持てるので、ずっと保有できること。

・一方デメリットは保有期間が長ければ長いほど株価が下がっていく商品なので長期保有には適さない。

・ダブル~系の商品は全て減価する商品なので、基本的には保有はお勧めしない。

・相場が下がると確信した時に瞬間的に手を出すのはあり。

以上記事を見ていただいてありがとうございました。

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