【2914】JT 日本たばこ産業 値上げによる収益改善はどのくらい?

2914JT

2914 JT 日本たばこ産業が7月31日に決算発表を行いました。

注目は配当が減配するのか、維持するのかが注目されていましたが、

結果として配当を維持しました。

配当の維持を発表したのと同時にたばこ1箱50円の値上げのニュースが出ました。

今回はその50円の値上げでどのくらいの影響があるのかを書いていきます。

2914 JT決算発表と同時に国内たばこ値上げ!

決算発表と同時に10月1日から224銘柄のたばこ1箱50円の値上げを発表しました。

これは今までのたばこ値上げとどう違うかというと、これまでは増税による値上げでしたが、今回はJTがたばこを値上げしたという点です。

増税によるたばこ値上げは基本的に国に利益が吸い上げられるためJTの懐に入る利益は微少でした。

増税の場合は当然価格があがるから禁煙をする人や本数を減らす人が増加し、1本あたりの利益は増えるが、数量が減るので利益が落ちていくという構図でした。

しかし、今回の値上げは1本あたり2.5円の値上げにより国内たばこの収益改善が見込めます。

何故たばこを値上げした?

なぜこのタイミングでたばこを増税したかと言えば、配当金を維持するためと言えるでしょう。

今回の決算発表で出された1年間の1株利益は161円となっています。

配当が1株当たり154円なので、配当性向は約95%にまでのぼります。

年々1株利益は減少傾向であり、1株当たり154円を下回ると減配しなければ毎年キャッシュが出て行ってしまうため、たばこ値上げを行うことによりこの1株利益を上げていく方針と言えるでしょう。

たばこ値上げによる収益改善はどのくらい?

たばこ値上げによる収益性については1本あたり2.5円の為、単純計算すると今回の発表で1-6月期に売れたたばこの本数は360億本とあります。

1年間で単純に売れる本数を倍と計算すると720億本×2.5円で

1800億円の売上改善が見込めます。

もちろんコロナウイルスの影響や禁煙などの影響によってこの通りになるわけではないですが、大きな収益改善が見込まれます。

利益率は国内たばこは30%と脅威の利益率の為、

600億円ほどの収益改善があると予測できます。

今回の決算で計算すると、2500億円の営業利益に半年分の利益を乗せると約2800億円

大雑把に計算すると1株利益+15円ほどの影響です。

161円+15円でEPSは176円となり、これまでのEPS減少率を見ると

減配は数年の間はないと考えられます。

しかし株価に関して上がるかと言われれば、たばこを吸う人が減少している現状では売上・利益増加を根本的に改善させるようなニュースではないため、減配がなかったというニュースで値を多少戻すとは思いますが、

株価の大幅な上昇はないと言えます。

まとめ

・配当の減配なし

・たばこ1箱50円の値上げ

・値上げによる売り上げは+1800億円

・値上げによる利益は+600億円

・EPSは+15円程度で176円

・今後数年の減配はない

・株価の大幅な上昇は期待できない

以上記事を見ていただきありがとうございました。

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